“海を超えてここにやって来た"
インスタレーション / 映像、理科室のレンズ、海辺で拾った物、テキスト、大島と東京で集めた音 / 2017年

installation / video, lens from science room, flotsams, text, sound materials recorded in Oshima and the city I live / 2017

かつて印刷室であったこと、小学校として機能していた場所について
当初は思いを馳せようとしていました。
しかしここに来て、やはり作品は自分の興味のあることにどうしても繋がってしまうのだと思いました。
それは、ひとりの時間に立ち会った みなも の発見、
レンズを通した現象、時と場の変容、ということのようです。
I’d like you to discover the phenomenon of the water surface in this video installation like I experienced on the coast of Oshima.
Art Islands Tokyo 2017
http://www.art-islands-tokyo.com/

Exhibition at Art Islands TOKYO 2017 (Izu Oshima & Niijima, Japan)
2017.9.2. - 9.17.

© 2017 YUKI TSUCHIYA / yukichico
国際現代美術展「アートアイランズTOKYO 2017」にて、
伊豆大島の旧小学校の教室を会場とし滞在制作したインスタレーション。
私は普段東京の都心に住んでいる。
船に乗って訪れた大島もまた東京、しかし見慣れた看板やコンビニ、線路・踏切すらも無い。
日常とは違う島の時間のなかで、私はずっと海の水面を見つめていた。
黒い溶岩でできた海岸、ここでは自然の時間に人は寄り添っている。

コンクリート倉庫では、私が普段住む東京から持ってきた音、大島には無いものの音を使ってインスタレーション作品を設置した。
印刷室では、大島に来てから撮影した海の水面の映像を投影。吊るした凹凸レンズによって、時に光の反射とともに、ゆっくりと結像する映像を眺めることができる。凹凸レンズは小学校の旧理科室で見つけたものを使用している。

Exhibition at 1F Printing Room and 1F Concrete Warehouse, Former Habu Elementary School

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